〜急な頭痛や、日常生活ができない頭痛に悩んでいる方〜
頭痛はよくある症状で、頭痛に悩まされている方はたくさんいます。しかし、頭痛と一言で言ってもその原因はさまざまです。
大切なことは危険な頭痛を見逃さないことです。たかが頭痛といって自己判断しないでください。
危ない頭痛のサイン
- 今までに経験したことがないタイプの頭痛
- 前触れなく突然おこる頭痛
- 何かしているとき(トイレ中、興奮したときなど)に起こった頭痛
- 頻度と強さが増していく頭痛
- 発熱や嘔吐、めまいをともなう頭痛
- 早朝や起床時に起こる頭痛
- しびれや麻痺をともなう頭痛
- 頭をケガした後の頭痛
- 50歳以降に初めて起こる頭痛
頭痛の多くは命に関わらない頭痛(一次性頭痛、慢性頭痛)ですが、時に命に関わることもある危険な頭痛(二次性頭痛)が含まれます。 この二次性頭痛には、くも膜下出血や脳出血といった脳卒中、脳腫瘍、髄膜炎などがあります。
上記のような頭痛を感じたら、すぐに受診をして下さい。また、一次性頭痛(慢性頭痛)をもっている方でも、いつもと違うタイプの頭痛を感じたら、二次性頭痛をきたしていることもあり、専門医での診察が必要です。